お客様の声

いつも食料を買いに行ってる西友の入り口のところに、よくある「お客様の声」とタイトルがつけられた掲示板(本物の)が設置されていた。客が匿名でクレームを書いてポストにいれておくと、店側がそれに答えなどを書いて貼り出すという仕組みになっているやつだ。普通なら指摘された改善点が改善されたぞっていうアピールになるものだけを貼り出すものだと思うんだけど、投函されたクレームを全部答えてみせてるのかしらないけど、なかには変なクレームもあって、さりげなく設けてあるわりにはなかなか興味深いものだった。

例えば店員がなまけてるぞ、とか、こういう食材を置いてくれ、とかそういう店側へ向けられたクレームが普通なんだろうと思うのだが、なぜかここへクレームを書いてるやつはわがまま過ぎる、というのと、障害者が車椅子だかベッドだかで混んでる時間帯にきて邪魔だ、と客へ向けた苦情があって考えさせられた。

こんなところでも個人間でのダメだしをなぜかサービスの枠組みの中でやったり、批判の矛先をサービスの提供者の方へ向けてみたりやってるんだなぁと。いったい何がこういう現象を生んでるんだろう?もちろん個人の性格もあるんだとは思うけれど。サービスの名のもと平等を保障されている環境か、匿名性か。

希望のもてない日記でした。