自身の美観に基づいて半永久的にデザインに手を加えたいなら個々の機能を提供している拡張を作っている人にたのむのではなく、userChrome.cssや他デザインを変更するために提供されている拡張にたのむべきだ。と強弁することもできなくもない。つけたりはずしたりするチェックボックスオプションが提供されるということは、たまにつけたり、たまにはずしたりさせたいからであって、デザインを各人自分好みに半永久的に消し去ることを可能とするためではない。

もしも、機能を提供することに伴って追加された部品のデザインのカスタマイズを可能とする義務が、機能を提供した側にあるとしてしまうと、この要求がどこまでもいってしまうことで、極めて車輪再発明的などうでもいい作業を拡張作成者に課することになる。例えば、私は使わないのでメニューの項目をオプションで消せるようにしてくれと言われてデザイン変更機能としてこれを実装しまうということは、今度は項目のラベルや赤青緑の色を変更できるようにするというデザイン変更の要望も受け容れて当然ということになる。どちらも各人がuserChromeを書けばすむ話だ。

自分の入れてる拡張がgreasemonkeyを除いてステータスバーのアイコンを消すオプションを持っていたので実装することにしたのだが、この機能をそれぞれの拡張がそれぞれ実装していることは間違っていると思う。