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std::map等_Treeから派生しているコンテナのkeyに独自クラスを使用する場合には、適切にツリー上に配置するためやその検索のために、一般的にはそのクラス同士のoperator<を定義してやる必要があるが、ソートをすることを考えないなら、こいつは別にクラスのそれぞれのインスタンスに常識的な大小関係を与えてやるような処理をする必要がないんだなぁ。とにかく同じ内容のインスタンスの場合は右辺と左辺をひっくり返して比較してもfalseを返して、違う内容ならtrueかfalseを返して、右辺と左辺を逆にした場合には逆の値を返せばいいだけなんだなぁ。だからたとえクラスのデータが実際には数値や文字列の複数の組み合わせなのだとしても、別に数字や文字数の少ないほうが「小」と判定されなくても全然構わないわけで、単純に順番に比較するよりもっと高速だったりシンプルだったりする実装があるのかもしれない。