リッスンする

他のクライアントからの接続リクエストを待機するリスナーを立ち上げる必要がある。リッスンは一つのIPと関連付けられて行われる。ゆえにもしもホスト一つに複数のIPが設定されていた場合、その複数のIPへ向けての接続要求がくることを想定しなくてはならなくなる。最近は家庭内LANが普及していたりして、そういうシチュエーションも多いのだ。そのため一部のアプリケーションでは複数のIPがある場合はリストの先頭のIPだけを決め打ちでリッスンしたり、IPを特定するための様々な方法をオプションで選ばせたりするようになっていたりする。

すいません。さっきまで出てきたリストの先頭のIPを決め打ちで一つだけリッスンしていました。

とにかくリストにある全てのIPに対してスレッドを生成しリッスンしておき、最初にリクエストを受け取ったスレッドが残りのスレッドを殺すように修正した。その様子はあたかも初めに孵った雛鳥が弟にあたる卵を巣から蹴り落とすかのよう。別に殺さんでもいいがな、というハナシはある。